禅の作法
作者は、曹洞宗の住職でありかつ整体師‼️
なんとも珍しいですね🎶
本の内容は、シンプルだけど奥が深い‼️
そんな一節をご紹介。
………………………………………………………………………………
心は目に見えません、形もありません。
だから扱いにくいのです。
心を調えるには、心そのものに意識を向けるのではなく、たとえば履物を揃えるという行為や、その時の自分の身体に意識の向けるほうがうまくいきます。
姿勢や呼吸を調えることも、同じ効果を持っています。
整体では『身体の声を聴く』のが基本です。
身体の間隔をつぶさに感じとることで、自分の今の身心の状態を知り、自然治癒力を引き出すのが整体術です。
整体師はその手助けをするに過ぎません。
この感じとる過程が、整体と座禅は似ています。
両者とも呼吸を重んじ、呼吸に意識を向けることで、整体は身体の声を聴こうとします。
座禅も呼吸を観察し、身体の感覚に耳を澄ますことで『今ここに生きている』自分に気付いていきます。
身体と心は別々のものでなく一体である、と
捉えるところも同じ。