巻き戻された世界
昨日と同じく、機関誌『身体知』に片山先生もコロナの件をこのように書かれています。
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事態の本質はなんだろう?
『神々の沈黙』の中で、ジュリアン・ジェインズは、一般的に《心》と呼ばれてる
主観的意識のある心は、今から3000年程前に
生まれたと推定している。
それまでは、彼がいうところの《二分心》の
時代だった。
つまり人間の心は、命令を下す「神」と
それに従う「人間」と二分されていた。
現代は、二分心の時代に戻っているのでは?
「神」は、今では情報やデーター。
僕たちは24時間オンライン状態で、生活しているので、これが「神」の声を常時効いているこどもになる。
神の声にウィルスが紛れ込めば、世界中が感染する。
今回のウィルスに対し、僕たちは自分で考え
自分の意志で決定を下すことが難しくなっている。
情報やデーターといった「神」の声に従う傾向が強くなっている。
危機的な状況において「心」は不要であるどころか、邪魔なのだ。
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うーん、深い(;^_^A