嫌なことがあっても
中健次郎さんの本から、一部ご紹介。
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多くの人は、嫌なことが起こると『あーでもない』『こーでもない』と嫌なことばかりを
思い続けてしまう。
嫌なことが起こったのは、ずっと前のことなのに。
まるで、今、目の前で起きているかのようにいつまでも苦しみ続ける。
嫌なことが起きても、その瞬間、忘れてしまえればいいのですが、なかなかそうすることが出来ません。
まるで宝物のように、大切にしまい折に触れては取り出し『あれが嫌だった』とこねくり回しては、その嫌な思いを味わっている。
私たちは心の中で、焦点をあわせたものが大きな存在になってしまうという事に気付かなくてはいけません。
自分を傷つけているのは、思いだして自分を苦しめているのは、自分自身です。