正しい治し方
著者はフリーライター。
『旅をして健康になる』ことをテーマにしていたところ、スリランカのアーユルヴェーダを勧められます。
スリランカへ行くと外見はリゾートホテルなのに、宿泊客は病人ばかり。
常駐するアーユルヴェーダ医が、症状に合わせて薬や施術、食事の指示を出すのです。
食事は肉なし、甲殻類なし、アルコールなし。
ほぼベジタリアンメニュー。
各自に合わせたハーブオイルでマッサージ。
多くの人が健康的な暮らしを続けるうちに、症状が改善していく。
著者はすっかりスリランカとアーユルヴェーダが好きになり、行くこと40回以上(;^_^A
もう、旅行というより帰省感覚‼️
50才近くになって、著者は免疫疾患にかかります。
頼りのアーユルヴェーダも治らず、とうとう西洋医学で治療することに…。
ステロイド治療をためらうものの、これしか治療の手立てはない
治療中に、心臓の鼓動がでんでん太鼓のように聞こえたり、口の中が甘くてどうしようもない。
手の痺れ、入院による筋力の衰え。
そして検査の度に病名が変わり、薬だけが増えていく。
西洋医学は、代替医療をバカにしている。
なぜもっとお互いの良いところをカバーしあえないのか?
医療のあり方、著者の葛藤が伝わるエッセイです👊