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けんこう放浪記

人間、生きてますと"心&体"にいろいろトラブル発生!! これは私の健康体験記です。

鳥取にあるホスピスの《野の花治療院》
この本を読む度に、一人一人の“死”の多様性を知らされます。

40代の男性、奥さんと子供に「ありがとう」と最後まで伝えて亡くなる。
90才のお婆ちゃん、ご主人を10年前に看取り、今度は自分が病に。
看護師さん、先生に「ご機嫌いかがですか?」と聞かれると「上々です」と答える。
早く逝きたいという70代の男性は、桜の花を見るととても良い顔をする。
桜に勝る治療はないと、先生。

登場人物は皆さん、末期の癌患者さん。
痛みも酷く、どんどん症状は重くなる。
それでも看護師さんや先生は、精一杯に患者さんに寄り添います。

あるとき『死について』講演会で語ってくれと頼まれる先生。
「先生はご自身の死を、どう迎えたいと思いますか?」の質問がありました。
沢山の人々を見送り、どの人の死も尊い

知人が癌で入院することになり、先生はお見舞いへ。
知人は「ついうっかり癌になってしまった」と。
そう、人はついうっかり病になってしまうもの。
自分の死は自分では選べない、と先生。

身近な人の死をいくつか経験し、やっと『死』そのものを、そのままに見れるようになりました。
それでも慣れるものではありませんね(´θ`llll)💧