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けんこう放浪記

人間、生きてますと"心&体"にいろいろトラブル発生!! これは私の健康体験記です。

あなたはどう逝きたい?

 

あなたは、どう逝きたいか?

そんなドキッとする言葉。その本のタイトルは『死の授業』

著者はお医者さん。

大学病院勤務のときに、患者を苦しめているのは医者である自分ではないか?

そんな思いから、独立開業。

 

大学病院では、死の当日まで抗癌剤を点滴。

患者さんが亡くなると、担当医師は「残念です。あと少しで癌が消滅できたのに」と真顔で答えた笑えない話や、

アメリカでは治療の選択は本人。延命治療も本人の意志で止めることができる。

 

しかし、日本の場合は本人より家族に決定権がある。

ある高齢の男性に胃がんが見つかる。著者は高齢なので手術を勧めなかった。

手術で胃を切除、その後に抗癌剤となると体の負担が大きい。

すると男性は「息子に相談します」と。自分の体のことを、息子に相談する。

アメリカ人が聞いたら驚くだろうと。

 

そんな様々なエピソードの中で、安楽死尊厳死について語られていきます。

一度しっかり読んでおきたい一冊です。