言葉というのは
内田樹さんと池上六朗(三軸修正法の施術家)さんの対談本。
言葉というのは、本来「わたし以外の誰か」が「わたし」の口を通して語るのを「わたし」が聴く、というそういう屈折した経験なわけですよね。
自分の言いたい事があらかじめあって、それを告知するわけじゃない。
今、自分が何を話しているのか、これから何を話すのかを自分は「知らない」
だから、自分の声に耳を傾ける…。
というかたちで、言葉に対する最初の「敬意」は生まれるんです。
そうやって自分自身の口から出てくる言葉の「静けさ」を聴く修練を積むわけです。
誰が語るのであれ、「わたしではない誰か」が語るときに言葉は深い響きを帯び、「わたし」が語るときに「うるさい」ものになる。
これを読んで『おぉ~っ』ヾ(o´∀`o)ノ💓
なんだ、会話の途中で「あれ?言うこと忘れた」って経験が何度もある。
なんだこれって、「わたしではない誰か」が話してるんだと分かると納得。
この【謎】が解けて嬉しい~‼️