エヴァ
誰もがアンネフランクを知ってても、エヴァを知ってる人は少ないのでは? 実は私もエヴァを知ったのは最近のこと。
“アンネの日記”は、一家がナチスから逃れるため隠れ家生活中に、アンネフランクが書いた日記。
密告により、両親と姉とアンネは囚われ、生還したのは父親のオットーだけ。
アンネの友人でエヴァ。
9ヶ月間の捕虜収容所では、いつガス室送りになるか分からない生活。真冬の寒さでも夏服で靴もない、食事も粗末でみなが栄養失調。病で亡くなる人も多かった。
生還したのはエヴァと母親。その後、オランダへ帰国し、アンネの父親オットーとエヴァの母親はお互いの悲しみを癒しあうことに。その後、再婚し幸せに過ごす。
アンネはチフスで亡くなりましたが、エヴァは何度か死をかいくぐっての生還。
アンネの死後、日記が公開されエヴァはこんなふうに感想をのべていました。
アンネは「神様はいらっしゃる」そう日記に書いているけど、それは捕虜収容所での生活をする前のこと。もし収容所での生活を体験したら、神様がいるなんて絶対に思えない‼️
読み終えて、胸がいっぱいになる一冊です…(T-T)