寂しい生活
著者はもと朝日新聞、週刊朝日の編集者。
2011年の原発事故をきっかけに、日頃の電気の使い方を改めます。
電子レンジ、掃除機を捨てる。
冷暖房は使わない。
毎月の電気代は700円まで落とします。
家電製品を手放すことで、『工夫する』を始める著者でした。
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自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の手足でやってみるということ。
もしやそのことを、今の世の中は『不便』と呼んでいるんじゃなかろうか。
だとすれば、不便って『生きる』ってことです。
だとすれば、便利ってもしや『死んでる』ってことだったのかもしれない。
家電が目指す「しあわせで豊かな世界」って、「面倒くさいこと」はできるだけせず、「楽しいこと」「好きなこと」だけをする世界。
つまり召使いがなんでもやってくれる王子様のような暮らし。
それが究極の目標。
て、改めて「面倒くさい」ってなんなのか？
私は家電を手放してから、まさかの家事大好き人間になってしまった。
家事そのものが娯楽に。
お金にならないこと、評価されないこと、楽しくないこと。
面倒くさいを考えていくと、どんどんわからなくなる。
お金になれば面倒なことじゃなくなるのか。
そもそも面倒くさいことは、楽しくないのだろうか。
みんなが夢中になるゲームだって、いろんな落とし穴や強力な対戦相手がいるから面白い。
つまりは「面倒くさい」から面白い。
そう考えたら、家事は楽しいって考える人がいても不思議ではない。
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かなり、良い刺激をうけました(´ー｀)🎶
