ていねい
今、一番目好きな作家“川上弘美”さん💓
この本にも彼女らしい表現がありました。
『忘れられる過去』荒川洋治著
この本を読んでの感想です。
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この本を読んで、私はこう思いました。
「もっと、ていねいに、生きよう」
世の中には、いろんな「ていねい」があります。
ていねいに洗濯物をたたむ。
ていねいに人に接する。
ていねいにパソコンの使い方を説明する。
ていねいは、たいがい自分の外のことに対する態度です。
洗濯物も、機械も、よその人も、全部わたしたちの外にあるものです。
荒川さんは少し違います。
ここにある「ていねい」は、自分の内に向いている。
このような「ていねい」を見たことがありません。
自分に誠実とか、自分の欲求を叶えるとかではありません、むしろどうでもいい。
「いったい自分は、何を見ているのだろう、何を感じているのだろう」
荒川さんは観察し、観察し、観察するのです。
ていねいに生きることは、じつは、とても難しい。
自分の内側をじっと観察するのは、けっこう手間がかかるのです。
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私も「ていねい」が、ここまで「ていねい」に自分の内側に入ることなのかと驚き~💦
もっと、ていねいに生きたいですね(●´ω`●)🎶